物流コストを最適化できる「小口混載輸送」とは
2024.12.28
はじめに
近年、販売量の減少や通販市場の急成長の影響で、小口混載輸送が増えてきています。そこで今回のコラムでは、小口混載輸送の仕組みやメリット、活用シーンについて詳しく解説します。
小口混載輸送とは?
「小口混載輸送」とは、トラック1台に満たない少量の貨物を積み合わせて輸送する物流の仕組みです。これにより、輸送コストの最適化や効率的な配送が可能となります。
例えば、チャーター便でトラックを手配すると、物量によっては空きスペースが生まれてしまいますが、小口混載輸送を利用すれば、他の荷主の荷物と一緒に運ぶことでトラックの空きスペースを最小限に抑えることができます。
小口混載輸送の主なメリット
メリット①輸送コストの最適化
小口混載輸送の最大の利点は「コスト最適化」です。小口の貨物だけを運ぶ場合、トラック1台をチャーターする費用は高額になりますが、複数の荷主で費用を分担することができるので輸送コストを抑えることができます。
メリット②環境負荷の軽減
トラック1台あたりの積載効率が向上することで、無駄な走行が減少し、CO2排出量の削減にもつながります。物流業界における環境対策としても、小口混載輸送は注目されています。
メリット③中小企業にも適した輸送サービス
小口混載輸送は、大量の荷物を扱う大企業だけでなく、小規模な出荷が多頻度で行われる中小企業や個人事業主にとっても利用しやすい輸送方法です。少量でもリーズナブルに輸送できるため、多くの企業が利用しています。
小口混載輸送が求められる理由
近年、消費者の購買行動の多様化や人口減少による物量の減少など、小口貨物の取扱量が増え続けています。しかし、個別配送ばかりでは効率が悪く、コストも増大します。ここで小口混載が重要な役割を果たします。
物流会社にとっては、トラック1台あたりの積載率を最大化し、無駄のない運行を実現することが利益向上につながります。また、荷主にとっても、費用対効果が高く、環境への配慮も期待できる点が小口混載を選ぶ理由です。
小口混載輸送の可能性
小口混載は、コスト最適化・配送効率の向上・環境対策など、さまざまなメリットを持つ輸送方法です。特に中小企業や個人事業主にとっては、少量の荷物でも気軽に利用できるため、物流コストを抑えつつ効率的な配送が実現します。
これからの物流業界では、小口混載の需要はますます高まるでしょう。企業の物流コスト最適化や持続可能な配送を実現するためにも、小口混載を積極的に活用していくことが重要です。
丸中運送では、冷蔵・冷凍商品の小口混載輸送サービスの提供が可能です。四国島内の集荷・配送や日本全国の輸送に対応が可能です。無料相談の実施も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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